インターネット集客で飲食店の売り上げは変わる!?

グルメサイトでインターネット集客は加速した

インターネット集客、いつしかその言葉は当たり前のように飲食店業界に登場し、そして今ではあたかも「必要不可欠」なものとして扱われるようになりました。一昔前まで「味勝負」だった土俵はどこにいったのやら。雑誌やテレビというブームの垣根を超え、ほとんどの人がインターネットでお店を探すようになりました。その加速はどこから生まれたのか、それがグルメサイトの誕生によるものだったのはご存知でしたか?

 

グルメサイトはユーザーへの情報提供から顧客へのビジネスへ

グルメサイトの誕生はまさに画期的なものでした。飲食店は物を買うときとは違い一度店に入れば必ず買わなければいけません。見てから買う、お試しが出来ないのが飲食店なのです。つまり、「お店選びに失敗したくない」という人間の考えは誰にでもあるものでした。しかし、一度も行ったことのないお店の評価をするのは難しい。外観や食品サンプルだけではどうしても限界がある。ましてや口コミも気軽に聞けるものでもないし、回ってくるものでない。その要望に応えたのが「グルメサイト」である。グルメサイトでは初見のお店の強みからジャンル、何がおすすめなのか、店内の様子などをお店に行かなくても見ることができる。そして、何よりそのお店に行ったことのある人からの口コミを聞くことができるのだ。これは店選びに失敗したくない人からすれば絶好の場であり、初めてのお店にも行きやすくなるサービスでした。

しかし、ここで問題になったのはグルメサイトで表示される飲食店の順番でした。

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食べログやぐるなびと言った大手サイトには毎日大勢の人が閲覧する。が、もちろん、表示される順番が上のほうが圧倒的な利益を生むことができる。順番と言うのはページ内に表示されるランキングである。

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例を出すとこれは「東京 居酒屋」と調べた食べログの検索結果である。このように東京のお店がずらずらと並ぶ。食べログによると「東京 居酒屋」に当てはまるお店の数は25494件。このトップページに出てくるお店と、25494番目に出てくるお店、どちらのほうが集客できるだろうか。そんなことは質問するまでもなくトップページに出てくる方である。しかし、この順番は食べログからすればただの順番であるが飲食店からすれば死活問題になる順番である。いくら居酒屋を探している人でも25494件ものお店すべてに目を通すお客さんはいないでしょう。どう考えてもトップページに出ることが有利になります。そこで食べログがこの順番を決めるのに使用したのがSEO対策であります。食べログは他のグルメサイトよりも遅かったですがマーケティングという商品を売ることにしました。これでお金をかけてこの順位の変動をし始めたのです。ここから一気に飲食店業界で「SEO対策」という言葉が広まりました。

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